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うっちー - Luna History ～上弦～
作詞：芳葉
アレンジ：らんてぃ／芳葉
原曲：東方永夜抄/プレインエイジア

月(つき)の明(あ)かりが
月(つき)の歴史(れきし)が　私(わたし)を知(し)る
教科書(きょうかしょ)に　載(の)ってある　白黒(しらくら)で写(うつ)った
偉大(いだい)な人(ひと)の　髪(かみ)を　伸(の)ばしてみる
それだけじゃ足(た)りずに　角(つの)を　生(は)やしてみた
もうこれで　忘(わす)れないよ
落書(らくが)きが 現実(げんじつ)なら
歴史(れきし)は変(か)わってるのかな
チャート式(しき)にした　反対(はんたい)の選択肢(せんたくし)へ　想(おも)いを馳(は)せる
机(つくえ)の上(うえ)にだけ　頬杖(ほおづえ)　突(つ)いて
訪(おとず)れることのない　物語(ものがたり)を　そこらじゅうに描(えが)いて
私(わたし)の元(もと)にだけ　新(あたら)しく生(う)まれる歴史(ヒストリー）
まだ　読(よ)んだ事(こと)のない　ページを
少(すこ)しだけ　捲(ま)って　隅(すみ)に　簡単(かんたん)な絵(え)を描(えが)く
次(つぎ)は　遡(さかのぼ)って　ちょっとだけずらす
幾重(いくえ)も　繰(く)り返(かえ)すよ
単純(たんじゅん)な線(せん)に　半分(はんぶん)は物語（ストーリー）
重(かさ)ねて　動(うご)き始(はじ)める
高速(こうそく)で　パラパラと
出来(でき)るだけ　綺麗(きれい)に　微風(そよかぜ)と共(とも)に
最後(さいご)の落(お)ちだけは　ハッピーエンドにして
滑(なめ)らかに　捲(ま)れずに
途中(とちゅう)で止(と)まった　ページにあった
私(わたし)の肖像(しょうぞう)は　躓(つまず)いて転(ころ)びそうになったり
月(つき)の明(あ)かりが　私(わたし)を知(し)る
ずっと　変(か)わらずに
一(ひと)つ重(かさ)ねた　過去(かこ)だけが
未来(みらい)を創(つく)って
「能(のう)ある白沢(はくたく)は角(つの)を隠(かく)す」と
いつか本(ほん)に書(か)いてあった
誰(だれ)も知(し)ることのない　ずっと隅(すみ)の方(ほう)に
訪(おとず)れることのない　物語(ものがたり)　そこらじゅうに描(えが)いて
私(わたし)の元(もと)にだけ　新(あたら)しく生(う)まれる歴史（ヒストリー）