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夏は日を長くしてくれる
あの夏の子供の仕業だね

何も見つけられない
★★
自分で探さなければ
どの年にいた子供の顔も
僕が忘れていただけで
誰かが撒いた打ち水が
僕の中にいる
次はどんな自分に
店先に出まわり始めた
子供達を強くしてくれる
例えどんな場所にいても
なりたいのか解った気がした
スイカの赤い切り口が
鞄と携帯で塞がった

見つけては胸を高鳴らせ
夏は憶えている
~夏は憶えている~
瑠璃色の遅い夕暮れ
夏は忘れはしない
走って帰った
刀鍛冶のように夏は
蛍がたくさん集まる川や
喜ぶ顔を見てたから
作詞: 槇原敬之
作曲: 槇原敬之
何かを探す子供達に
虫かごを斜めにかけてた君を
勉強帰りホームに立っていた君を
タオルを首に巻いてコーラを飲む君を
誰かに涼しい風を送る
笑っているように見えたのは
夕立が急いでさます
川の石をどかしながら
あんなに楽しかったのは
両手じゃどんな季節にだって
アケビがなる場所を
夏の草をかき分けながら
歌: 槇原敬之
海も山もないこの街で
手も振れないと思ってた
真っ赤に焼けた体を